マイネオか楽天モバイルどっち良い?俺はこの理由で決めた!
格安SIMを取り扱っているMVNO事業者は多数あり、どこが一番利用しやすいのだろうかと、疑問に思うことも多いでしょう。
そこでこの記事では、とくに人気のMVNO事業者といえる、マイネオと楽天モバイルについて、具体的に比較していきます。
どっちがあなたに向いているでしょうか?
【目次】
- 現在ご使用中のキャリアはドコモ?それともau?ソフトバンクの場合は?
- データ使用量に対する料金で比較
- 通話料金について比較
- 通常の通話料金は?
- 通話定額のプランをご紹介
- 「090」の電話番号にこだわらないなら、マイネオで「LaLa Call」がおすすめ
- つい見落としがちな手数料を比較
- 結局どちらを選べば良いの?
現在ご使用中のキャリアはドコモ?それともau?ソフトバンクの場合は?
格安SIMに乗り換えるのであっても、現在使用されている端末をそのまま利用されたい場合も多いでしょう。
あなたが現在ご使用中の携帯電話は、どちらのキャリアで購入されたものでしょうか?
ドコモの場合なら、マイネオ・楽天モバイルの両方で、SIMロックの解除なしで、端末をそのままご利用することが可能です。
auの場合でも、マイネオなら、そのまま利用することが可能です。
ソフトバンクの場合は、残念ながらSIMロックの解除が必要になってしまいますが、SIMロックの解除さえ行えば、そのまま利用することが可能です。
データ使用量に対する料金で比較
まずは、下記のデータ使用量に対する料金表をご覧ください。
会社 | プラン・タイプ | データ通信量 | |||||
ベーシック | 500MB | 1GB | 3GB | 5GB | 10GB | ||
楽天 | データ通信のみ | 525円 | 900円 | 1450円 | 2260円 | ||
マイネオ(D・A) | データ通信のみ | 700円 | 800円 | 900円 | 1580円 | 2520円 | |
楽天 | データ通信+SMS | 645円 | 1020円 | 1570円 | 2380円 | ||
マイネオ(D) | データ通信+SMS | 820円 | 920円 | 1020円 | 1700円 | 2640円 | |
マイネオ(A) | データ通信+SMS | 700円 | 800円 | 900円 | 1580円 | 2520円 | |
楽天 | データ通信+通話+SMS | 1250円 | 1600円 | 2150円 | 2960円 | ||
マイネオ(D) | データ通信+通話+SMS | 1400円 | 1500円 | 1600円 | 2280円 | 3220円 | |
マイネオ(A) | データ通信+通話+SMS | 1310円 | 1410円 | 1510円 | 2190円 | 3130円 |
- マイネオ(D)=マイネオ・ドコモプラン マイネオ(A)=マイネオ・auプラン
- 楽天の場合はドコモの回線のみとなります
- 楽天には3GBのプランがなく、3.1GBになりますが、比較のため3GBと表記しています
3GB以上ご使用されるのであれば、若干、楽天モバイルの方がお得になることが分かります。
しかし、楽天プランには
- ベーシックプラン
- 3GBプラン
の間に、プランがありません。
ベーシックプランは、データ通信を多少でも使用する方には、全く不向きのプランだと言えます。
なぜなら、
1日30分程度のインターネットに使用で、月500MB弱のデータ通信量になるのですが、この程度の決して多くないデータ使用量であっても、ベーシックプランの規定外の使用量になってしまうのです。
また、ベーシックプランの通信速度は、とても遅く(200Kbps)、楽天モバイルの公式ホームページ内でも、全くインターネットを使用しない方にのみ、このプランをおすすめしています。
そのため、インターネットを時々使う方や、1日30〜60分程度使用さえる方には、500MBや1GBのプランがあるマイネオの方が向いていると言えるでしょう。
通話料金について比較
通常の通話料金は?
通常の通話は、マイネオも楽天モバイルも同じで、30秒20円になります。
そのため、比較の対象になるのは、定額のプランや、通話アプリになってきます。
通話定額のプランをご紹介
マイネオには、
- 通話定額30
- 通話定額60
というプランがあります。
通話定額30では、
- 30分以内の通話が840円
- 通話定額60では60分以内の通話が1680円
になります。
通常の通話料金なら、
- 30分1200円
- 60分2400円
になるため、通話時間に応じて、定額ならお得になります。
一方、楽天モバイルには、月額850円で、5分以内の通話かけ放題の定額プランがあります。
マイネオの30分定額プランが840円であることを考慮すると、毎月30分以上通話をする人には、向いているプランと言えるでしょう。
長電話になってしまいそうな場合は、5分に1回電話を切ってかけ直すという、少し面倒な方法を使うこともできますが、このプランに加入していれば、5分以上になってしまった場合でも、通常の半額に当る30秒10円で通話できます
「090」の電話番号にこだわらないなら、マイネオで「LaLa Call」がおすすめ
「LaLa Call」とは、「050」から始まる電話番号から、通常の通話をすることができる通話アプリになります。
この通話アプリがあれば、「データ通信のみ」のプランに申し込んでも、通話することが出来ます。
上記の表をご覧いただいたらお分かりいただけるように、「データ通信のみ」のプランは、通話できるプランに比べて、ご利用料金がかなりお得です。
また、通常なら30秒20円で1分なら40円の通話料になりますが、LaLa Callなら1分18円と、半額以下です。
LaLa Callは、通常なら月額利用料が100円ですが、マイネオユーザーなら、無料になります。
「090」からはじまる電話番号が、どうしても必要ということでないのなら、マイネオの「データ通信のみ」のプランを契約して、LaLa Callを使用するという方法もあります。
つい見落としがちな手数料を比較
マイネオは、利用をスタートする際の手数料が無料です。
楽天モバイルは初期の契約手数料が3000円になりますが、初めの月の月額ご利用料金が無料になります。
楽天モバイルの一番高額なプランでも、10GBの2960円のプランになるので、どちらにしても、ご利用開始の際の手数料が、多少なりとも必要です。
解約する際の手数料ですが、マイネオは解約清算金を廃止し、いつ解約しても無料になりました。
一方、楽天モバイルは、1年以下のご利用で解約したい場合、違約金9800円が必要になります。
結局どちらを選べば良いの?
月々のデータ利用料が3GB以下で、通話時間が月30分以内の方は、マイネオを使用された方がお得になります。
一方、月々のデータ使用量が3GB以上で、5分以下の通話が多く、月30分を超える場合は、楽天モバイルを使用された方がお得になります。
090から始まる電話番号が必要ないのであれば、マイネオの「通信のみ」のプランにして、「LaLa Call」で通話をすることで、データ使用量や通話時間に関わらず、最もお得な料金で利用できたのでマイネオにしました。