SIMフリーのお得な使い方 iPhoneやiPad、wifiルーターなど
9社の機能やプラン特徴をまとめました。あなたに合う会社が分かると思います。
格安SIMフリーを比較 初心者に合うおすすめ会社はコレ!
目次
- SIMフリーiPhoneの使い方と目安の通話料、データ通信量
- SIMフリーiPadの使い方と目安の通話料、データ通信料
- SIMフリーwifiルーターの使い方
- こういう場合はauを使おう SIMフリーの使い方
- こういう場合はドコモを使おう SIMフリーの使い方
- こういう場合はソフトバンクを使おう SIMフリーの使い方
- 海外でのお得なSIMフリーの使い方
- こういった場合は白ロム simフリーお得な使い方
SIMフリーiPhoneの使い方と目安の通話料、データ通信料
SIMフリーiPhoneを使うには、iPhone本体と回線契約が必要となります。
SIMフリーiPhone本体は2016年5月現在
Appleのオンラインストア
Appleストアの店頭
秋葉原や日本橋の携帯ショップ
などで販売されています。
家電量販店や携帯キャリアのショップでは購入できないのでご注意ください。
価格はiPhone SE, iPhone6s, iPhone6s Plusの16GBモデルでそれぞれ税抜き
47,800円
78,800円
89,800円
となっています(2016年5月現在)。
本体が入手できたら次は通信契約です。
その方法の1つに、通信キャリアへの端末持ち込み契約というものがあります。
文字どおり、SIMフリー端末を店頭に持ち込んで回線だけ契約するというものです。
2015年5月現在、ドコモ, au, ソフトバンクの大手3社は全て持ち込み契約を受け付けてくれます。
ただし、ソフトバンクだけは制限があり、『海外で購入した』SIMフリーiPhoneは契約不可となっています。日本のAppleストアで購入したものは契約可能です。
もう一つの方法が、MVNOと呼ばれる通信業者と契約することです。
MVNOとは、ドコモやauといった大手通信キャリアから通信回線の使用権を買い取り、それを契約者に使わせるといった通信キャリアです。
テレビのCMやネット広告でご覧になった方もいると思いますが、楽天やOCNといった大手企業、また最近ではLINEがMVNOに参入を発表するなど近年盛り上がりを見せています。
MVNOの利点といったら、何と言っても料金の安さに尽きます。
大手キャリア、例えばソフトバンクの場合、最安プランでも月に4900円かかってしまいます。
しかもこれは月に1GB以上の通信をすると通信制限がかかるプランで、動画や音楽ダウンロードをしなくてもネットサーフィンだけで制限に引っかかってしまう恐れがあります。
一方MVNO、例えばOCNモバイルの場合、一番安くて月に1600円、1ヶ月の通信量が10GBまでの一番高いプランでも月に3000円でiPhoneを使うことができます。
SIMフリーiPadの使い方と目安の通話料、データ通信料
こちらもiPhoneの場合と同様に、端末の入手と回線契約が必要です。
本体の入手はiPhone同様Appleストアで購入できます。
価格はiPad mini4, iPad Air2, iPad Proでそれぞれ税抜
56,800円
58,800円
82,800円
からとなっています(2015年5月現在)。
こちらも持ち込み契約かMVNOになります。
持ち込み契約の場合、ソフトバンクはiPadなど非音声端末の持ち込み契約は現在受け付けていないのでご注意ください。
auの例を出しますと、1ヶ月7GBまで高速通信ができるプランで税込7020円となります。
一方、MVNOだと例えばOCNモバイルですと、最も高い1ヶ月10GB高速通信可能のプランでも月々わずか税込2484円で済みます。
こちらもiPhone同様、MVNO契約の方がお得と言えます。
SIMフリーwifiルーターの使い方
SIMフリーの恩恵を受けられるのはiPhoneやiPadだけではありません。
出先でスマートフォン・タブレット・パソコンなど複数のデバイスをインターネットに接続する際にwifiルーターが大活躍します。
さらにSIMフリーだと、海外に出かけた時に現地の通信キャリアの安いプランを使えるというメリットがあります。
SIMフリーwifiルーターの入手ですが、実はそこまで難しくありません。
NECやファーウェイといったルーターの製造会社のオンラインショップ、またはアマゾンでも購入することができます。
SIMフリールーターの回線契約はMVNOがオススメです。
例えばmineoという会社の場合、データ専用プランで毎月10GBまで高速通信可能のプランの場合、月々2520円で済みます。
出先で使う回線をこれに一本化したら毎月かなりの節約になるはずです。
こういう場合はauを使おう SIMフリーの使い方
さて、今まで長々とMVNOのメリットについて書いてきましたが、大手キャリアの安定感やサービスのきめ細かさは捨てがたいものです。
そこで、まずはauを使うメリットについて説明します。
auはドコモに次ぐ人口カバー率を持っており、体感的にもドコモの2番目くらいにつながりやすいと感じます。ただ、人口が多い都市部では大手3社とも問題なく繋がるので、現在ではほぼ横並びに近い印象があります。
その中で、auが持つ他の2社にはない特徴として、1つは「新しい技術の導入が早い」という点が挙げられます。
例えば、先日「VoLTE」という新しいサービスが始まりました。
これは、音声通信を従来の3G回線の代わりにLTE回線を使って提供するというサービスで、これによって通話音質が以前より格段に向上しました。
また、従来のauではデータ通信中に電話がかかってきた場合、データ通信が一時的に遮断されるという特性がありましたが、VoLTEによりこの問題は解決しています。
また、auに限らず、大手キャリアでは契約者が使える無料wifiスポットを提供しています。
auのwifiスポットでは、auと契約していないタブレット・パソコンなど最大3台までの端末が接続できます。
auのwifiは、auショップ、駅、空港などの公共施設で使えます。
積極的に使うとスマホの通信制限を回避するのに大きく役立ちます。
こういう場合はドコモを使おう SIMフリーの使い方
ドコモの強みといえば、何と言っても人口カバー率の高さと回線品質の良さです。
人口カバー率は2016年現在ほぼ100%を誇り、よほどの山奥に行っても繋がるのが特徴です。
さらに、高速通信であるLTEの提供エリアもかなり広く、こちらもかなり山間部の集落に行っても通じることが多いです。
また、スキー場などのレジャー施設でも圏外になることが少ないので、そういった場所でも連絡が途絶えないという点が安心です。
また、ドコモは長期利用者への優遇サービスがあり、5年以上ドコモを使っていると月額から最大800円割り引かれます。
15年使っていると最大で月額から2000円が割り引かれます。
もしご家族が昔からドコモを使い続けている場合は、このような割引サービスを受けられる可能性があります。
結論として、
山間部に住んでいる
もしくは行く機会が多い
家族がドコモの長期利用者
という人にはドコモがススメです。
また、ドコモはビデオ・オンデマンドサービスの「dTV」など、加入者向けのサービスが充実していることが特徴です。これらのサービスを利用したい方はドコモがオススメです。
こういう場合はソフトバンクを使おう SIMフリーの使い方
ソフトバンクは2008年にiPhone 3Gが日本で発売されてから今までずっとiPhone, iPadも日本発売からずっと販売してきたキャリアです。
そのため、Apple製品の販売については3大キャリアの中で一番ノウハウを持っていると言っていいでしょう。
また、ソフトバンクでは「アメリカ放題」というキャンペーンを行っています。
これは、アメリカの通信キャリア「スプリント」と提携して、日本国内で使用する際と同じ値段で高速通信が使えるというサービスです。
通常海外で携帯を使うと、国際ローミングと言って割高なサービスを使う必要がありましたが、この「アメリカ放題」を使えば通信費をかなり節約できます。
またこれは月980円の追加が必要なキャンペーンなのですが、現在キャンペーン中につき無料となっています。
さらに、毎月5GB以上のデータパックを契約していれば、キャンペーンが終わってもずっと無料で使えます。
アメリカ本土以外でも、ハワイやプエルトリコ、バージン諸島といった幅広い場所で使えるのも魅力です。アメリカやハワイに頻繁に行かれる方にはオススメです。
海外でのお得なSIMフリーの使い方
SIMフリー端末の真の価値は海外に行った時に発揮されると言っても過言ではありません。
私たちが普段使っているスマホ・タブレットを海外でも使うには、国際ローミングというサービスを使うのが一般的です。
しかしこれは結構お金がかかるサービスで、ドコモの例を挙げますと1日あたり2980円かかってしまいます。これでは一週間滞在したら20000円を超えてしまう計算になります。
これは結構痛い出費になってしまいますね。
SIMフリー端末を持っていればこれを回避することができます。
その方法は、「現地の通信キャリアの安いプランを契約する」というものです。
アメリカの例を挙げますと、現地の通信キャリアのAT&T(日本でいうNTTに相当する会社です)が45ドルで販売している「1.5GB分高速通信可能」なSIMカードが使えます。
これは現地で一週間メールやネットサーフィンをするには十分な通信量で、日本円に換算すると約5000円と、海外ローミングよりもかなり安く使えることがわかります。
またこのSIMカードは空港の自動販売機でも売られているので、外国語に自信がない方でも安心して購入できます。
アメリカに限らずだいたいの国にはこのようなプリペイドSIMが存在しており、キャリアの海外ローミングを使うよりも安くインターネットを使うことができるので、ぜひ使ってみることをオススメします。
こういった場合は白ロムsimフリーお得な使い方
さて、今までSIMフリー端末の利点についてお話ししてきましたが、SIMフリー端末にはある問題があります。それは「値段が高い」ということです。
Appleオンラインストアから購入した場合、一番安いiPhone SE 16GBモデルでも47,800円(税抜・2016年5月現在)とかなり高額です。
また、ドコモ系MVNOと言って、ドコモから回線の使用権を買い取っているMVNOを使う場合、必ずしもSIMフリー端末を使う必要はなく、ドコモで契約した端末なら少しの設定で使えるという事実があります。
もしあなたがあまり海外に行かず、かつ通信費を節約したいという場合は、「白ロム」端末をオススメします。
「白ロム」というのは、いわゆる中古端末のことです。
秋葉原や日本橋、また「イオシス」、「じゃんぱら」といった中古携帯販売ショップがオンラインストアを開設しており、簡単に購入することができます。
また、中古品に抵抗がある場合でも、「新古品」と言って、未使用の状態で販売されている白ロム端末もあります。
通常の中古品に比べたら値段は高くなりますが、SIMフリーを新品で買うよりもぐっと安く購入できます。
1つ注意して欲しい点が、「ドコモ系のMVNOで使う場合、ドコモで発売された端末を買う。」ということです。
ソフトバンクやauで販売された端末ではドコモ系のMVNOは使えないのでご注意ください。