格安SIM契約は面倒? 超簡単な手順で携帯料金が3分の1に!
格安SIM(mvno)の利用者は日々増え続けています。
総務省がまとめた2015年末の契約者数は1155万件で、前年比なんと29.0%増という急激な伸びを見せています。
また、携帯電話やPHSなど、すべての移動系通信の契約者のうち、mvnoの割合は7.2%という数字で、こちらも右肩上がりの状況です。
これだけの人気の秘訣はなんなのでしょうか?
ここではそれを探るため、格安SIM(mvno)のメリットやデメリット、さらに契約の流れなどを改めて簡単におさらいします。
- mvnoのメリットは?
- 月々の費用を低減させられる
- 自分に合ったプランを選べる
- mvnoのデメリットは?
- 設定を自分で行う必要がある
- 切り替えの際、電話が使えなくなる期間が発生することがある
- こんなに簡単! キャリア解約からmvnoまでの流れを確認!
- ナンバーポータビリティー転出手続き
- mvno業者と契約する
- (ネット経由申し込みの場合)電話開通手続きとスマホの設定
mvnoのメリットは?
月々の費用を低減させられる
これが最大のメリットでしょう。
キャリア契約の場合、月額の平均は6,500-7,000円程度と言われています。
一方で、mvno契約の場合は2,000円程度です。
使い方にもよりますが、上手にやりくりすれば月額通信量を3分の1程度、金額にすると約5,000円ほど抑えることも難しいことではないのです。
自分に合ったプランを選べる
携帯電話の使い方は人それぞれです。ほとんど触らないという人もいれば、長時間動画やSNSを楽しむ人もいるでしょう。
数年前までは、まったく違う使い方をしているのにも関わらず支払う料金はまったく変わらないという状況が起こってしまっていました。
しかし、mvnoでは各ユーザーの使い方に応じて、さまざまなプランを用意しています。
例えば月のデータ量を500MB程度に抑える代わりに料金が格安なプランを選ぶこともできれば、月々20GBまで通信ができるプランを選ぶこともできます。
mvnoのデメリットは?
設定を自分で行う必要がある
SIMカードは端末に挿せばすぐに使えるというわけではありません。
設定の画面から「APN設定」というものを行う必要があるのですが、mvnoの場合、こうした設定は自分で行うことが基本です。
ただし、手順を一から書いてあるマニュアルは付属していますし、そもそも設定自体、スマホを普通に使える人ならば難しいことは何もないというレベルです。
最近ではほとんどの格安SIM会社で月々(500円前後)でスマホの画面を見ながら設定までサポートしてくれるオプションが用意されています。
また、ショップで契約をすれば初期設定はすべて店側が行ってくれます。
切り替えの際、電話が使えなくなる期間が発生することがある
キャリアからナンバーポータビリティー(MNP、電話番号そのままの移行)を行う 際、店舗を持たないmvnoに入ろうとした場合、即日の移行ができないことがありました。
しかし最近ではNMPをする際予約番号をもらい格安SIM会社と契約する事で不通期間をなし、または1-2時間に短縮できています。
こんなに簡単! キャリア解約からmvnoまでの流れを確認!
ここでは、キャリアからナンバーポータビリティーでmvnoの音声通話つきサービスに移行する方法を流れで追ってみます。
@ナンバーポータビリティー転出手続き
番号そのままでmvnoに移行する場合、まず契約中のキャリアから「ナンバーポータビリティ予約番号」というものを取得する必要があります。
ショップかカスタマーサービスへの電話、Web手続きなど、さまざまな方法を選べます。
節約のためには、2年縛りの違約金が発生しないタイミングを狙って行うようにするとよいでしょう。
なお、このナンバーポータビリティ予約番号は15日間有効なので、その間にmvnoとの契約を終わらせる必要があります。
Amvno業者と契約する
MNP予約番号を手に入れたら、mvno業者と契約することになります。
代表的な方法は以下の2つです。
ショップで契約手続き
mvnoが運営しているアンテナショップや量販店にあるmvnoカウンターで契約をする方法です。
この方法ならば、前述した「携帯電話が不通になる期間」は発生しないことがほとんどです。
持ち物は
- 本人名義のクレジットカード
- 運転免許などの身分証明書
- MNP予約番号
です。
ショップの場合は、その場で電話開通まですべてを終了させられます。
インターネット経由で申し込み
ショップで行うことをすべてインターネット経由で行うことも可能です。
本人確認などもすべてネットを介して行います。
(ネット経由申し込みの場合)電話開通手続きとスマホの設定
インターネット経由で手続きを行うと、自宅にSIMカードが郵送されてくるので、電話開通手続きやインターネットの設定を行います。
まず電話開通手続きは、送られてきたSIMと一緒に書類が入っているので、そこに記載されている開通センターに電話をするという方法が一般的です。
連絡後、即時、または数時間で開通することがほとんどです。
一方、どうしても電話ができない場合は、開通手続きをネット経由で行うこともできますが、その場合でも即時まあは1-2時間で開通します。
次に、インターネットを使えるようにする必要があります。
上で解説したように、「APN設定」というものを行う必要がありますが、会社ごとに決まった文字列を打ち込む程度なので特に問題はないでしょう。
また、大手mvnoの場合、スマホの中にあらかじめAPN設定が入っているケースもあります。
そうすると設定を行う必要もなく、すぐに使えるようになります。
以上がキャリアからmvnoに移行する手続きのすべてです。
まとめ
ショップを構えているような大手mvnoに移行する場合は、キャリアからキャリアへの移行と対して変わらず、「MNP予約番号取得」と「新規契約」の2ステップで終了です。
一方、ネット経由で申し込みをする場合、これに加え自分で設定や手続きを行うというステップが加わりますが、大して難しいものではありません。
まったくスマホを扱えないという人の場合はショップに行くほうがいいと思いますが、ネット経由で契約するとキャンペーンでさらにお得になることも多いので、自分に合った方法で契約するとよいでしょう。この程度で通信費が3分の1程度になります!
[参考ページ]
総務省「電気通信サービスの契約者数及びシェアに関する四半期データの公表(平成27年度第3四半期(12月末))」
格安SIMの会社は50社程度あります。以下はこのサイト経由で売れている格安SIMです。
マイネオをおすすめしたい人
- auの人(2015年以降の機種でSIMフリーに対応している機種であればそのままSIMカードだけ購入すればすぐ使えます)
- 通信の容量を繰り越しやシェアができる
におススメです。
マイネオはドコモ回線はもちろんですがau回線にも対応しています。au回線を使っているMVNO会社は非常に少ないためauユーザーは良いかもしれません。
マイネオの感想をレビューしました。評判と実際の使用感(サイト管理人が使ってます)
Uモバイルをおすすめいしたい人
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ネットをバリバリ使う人はUモバイルの無制限プランがおすすめです。
音声SIMプランと合わせても月々2980円です。