SIMフリーのスマホ機種変更の方法 lineやデータ移行はどうするの?
しかし、実はSIMフリースマホへの機種変でも驚くほど簡単に、しかも初心者でも一人でできる方法があります。
本記事ではその方法について解説させていただきます。
目次
9社の機能やプラン特徴をまとめました。あなたに合う会社が分かると思います。
格安SIMフリーを比較 初心者に合うおすすめ会社はコレ!
SIMフリーのスマホ機種変更の方法
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SIMフリースマホへの機種変の手順は大きく分けて2つです。
1つはSIMフリー端末の購入、もう1つは通信回線の契約です。
1つ目
端末の購入ですが、これはかつては海外から個人輸入など非常に敷居が高いものでした。
しかし近年はSIMフリー端末が非常にメジャーになってきており、アマゾンといった通販サイトやiPhoneの場合、Appleストアで購入できるようになりました。
2つ目
通信回線の確保ですが、近年は「格安スマホ」というキャッチコピーで台頭している「MVNO」という通信業者を選ぶ例が増えています。
これは、ドコモやauといった大手の通信キャリアから回線の使用権を買い取って、それをユーザーに使わせるといった形態の通信業者です。
MVNOを使うメリットは、何と言っても料金の安さにつきます。
大手キャリアでスマホを契約した場合、3社とも1ヶ月6000~7000円ほどの料金がかかります。
またスマホユーザーを対象とした調査では、利用者は平均で6,514円を毎月払っているという結果が出ています。(出典:MMD研究所l)
一方MVNOでは、例えばmineoという会社の場合最も高額なプランでさえ月3220円と先ほどの平均の約半額でスマホが使える計算になります。
さらにmineoでは富士通のarrows M02というSIMフリースマホとセットのプランもあります。
これを使えば端末の調達と回線の確保が一気に済むのでSIMフリーやMVNO初心者の方でも安心して機種変できますね。
SIMフリースマホ、機種変更後ラインの設定方法
SIMフリースマホに限らず、機種変の際のデータ移行はとても骨の折れる作業です。
また、最近はLineで友達や家族・恋人と連絡をとってる人が非常に多く、「大事なトーク内容を残しておきたい」という人も多いと思います。
そんなあなたのために確実に,そして簡単にデータを機種変後のスマホに移行する方法をお教えしたいと思います。
まずはあなたがiPhoneを使っていて、今後SIMフリーのiPhoneに機種変するケースについてまず説明していきます。
iPhoneにはデータをバックアップといって、iPhone内の写真、メール、電話帳、アプリの中のデータ(Lineのトーク履歴も含まれます)などをパソコンやネット上の専用
スペースにコピーします。
そしてそのデータを使って機種変やiPhoneをリセットした際に以前と同じ状況に戻す機能が標準で付いています。
先ほども説明した通り、iPhoneをバックアップするには2通りの方法があります。
パソコンにデータをバックアップする方法とiCloudというネット上にある自分専用のスペースにバックアップする方法です。
この方法では、特別な設定は一切使わずにLineのトーク履歴、友達、買ったスタンプなどが移行できます。
またLine以外の電話帳やメールといったデータも同じように移行することができます。
方法は簡単で、「設定」→「iCloud」→「バックアップ」でバックアップをONにするだけで完了します。
先ほど説明した方法は、データ移行の際にパソコンを使う必要がないのでとても使い勝手がいいのですが、wifiが使えないとiCloudを使ってでバックアップができないという問題があります。
そのような場合は、パソコンによるバックアップを使います。
まずパソコンでiTunesを立ち上げた状態でiPhoneをパソコンに接続すると、iTunesの画面上にiPhoneのバックアップ先を選ぶメニューが見えます。
そこでバックアップ先を「このコンピューター」に設定すると、パソコンにiPhoneのデータが自動的にコピーされ、データ移行の際に使うことができます。
以上でiPhoneに関する説明は終わりです。
一方もしあなたが今までAndroid携帯を使っていて、SIMフリーのAndroidもしくはiPhoneに機種変するという場合、またiPhoneからAndroidスマホに機種変する場合は先ほどとは別の手段でデータを移行することができます。
ここではLineのデータ移行と電話帳、メールなどのデータ移行の方法についてご説明しますが、まずはLineのデータ移行の方法について説明いたします。
事前に行うステップとして、機種変前の端末でLineを立ち上げ、メインメニューから「その他」→「設定」→「アカウント」→「メールアドレス登録」と進んでください。
ここでメールアドレスを登録していただきたいのですが、ここで一つ注意点があります。
それは「ドコモやソフトバンクのメールアドレスではなく、gmailなどのアドレスを使う」ということです。
もしあなたがドコモからソフトバンクというように会社を変えるとなった場合、今まで契約していた会社のメールアドレスは使えなくなってしまうからです。
また、メールアドレスだけではなくFacebookのアカウントでも登録することができます。
メールアドレスまたはFacebookアカウントの登録が済みましたら、いよいよデータ移行に入ります。
機種変後のスマホにLineをインストールし、起動してください。
最初のログイン画面に「メールアドレスでログイン」、「Facebookアカウントでログイン」といった項目があると思います。
そこをタップし、メールアドレスまたはFacebookアカウントでログインしてください。
注意していただきたいのが、この方法で移行できるのは友達、購入したスタンプなどで、トーク履歴はバックアップできないという点です。
もしトーク履歴まで含めてバックアップしたい場合は、次項で紹介する「バックアップ用アプリ」をお使いください。
SIMフリースマホ機種変更の際のデータ移行方法
次に電話帳やメールなどのデータ移行の方法についてご説明します。
iPhoneの場合は前に説明した通り、標準のバックアップ機能を使ってデータ移行ができます。
ここではAndroidを使ったデータ移行について説明していきます。
その前に、もしあなたがgoogleにログインしていない状態で今までAndroidスマホを使っていた場合、この先のバックアップ作業が非常に面倒になるので作業前に必ず「設定」→「google」→「アカウント」からgoogleにログインしてください。
また、おサイフケータイを機種変後も使いたいという場合は、おサイフケータイを使っているサービスごとにバックアップが必要になります。これも作業前に必ず済ましておいてください。
以上のことが済んだら早速作業に移りましょう。
Androidスマホから他のAndroidスマホ、またはiPhoneに電話帳やカレンダーを移行する場合は、機種変前の端末でgoogleへのログイン・データ同期が完了しているのが確認できてから、機種変後の端末でgoogleにログイン・同期してください。
電話帳、カレンダーが同期されているのが確認できるはずです。もしメールアドレスにGmailを使っている場合、メールもここで一緒に同期できるため非常に楽にデータ移行ができます。
この方法以外にも、Androidの場合Google Playストアで「バックアップ用アプリ」がダウンロードでき、その多くは無料で使うことができます。
例えば、情報スペース提供の無料アプリ「JSバックアップ」を使うと、Androidスマホの連絡先やブックマーク、カレンダーなどの他に、写真や文書データ、また先ほど説明したLineのトーク履歴などをまとめてバックアップして、新しい端末にそのまま移行することができます。
また、AndroidスマホからiPhoneに乗り換える場合は、アップル社公式のアプリ「Move to iOS」というアプリが利用できます。
これは特別な設定なしでiPhoneにデータ移行ができるようになるアプリです。煩わしい作業を避けることができるので非常にオススメです。
ソフトバンクからSIMフリーへ機種変更の方法
現在あなたがソフトバンクと契約していて、SIMフリースマホに乗り換えて格安でスマホを使いたいとお考えの場合、「契約更新月」というのが重要になってきます。
ソフトバンクに限らず、携帯キャリアは利用者の囲い込みのためいわゆる「2年縛り」という料金体制を取っています。
これは2年以内に解約すると違約金が発生してしまう代わりに、通常より利用料金を安くするという制度です。
「2年縛り」ということは契約開始から2年たったら縛りが解ける・・・はずですが実は違います。
多くのキャリアでは何もしなくても契約が自動更新されてしまうのです。
例えば、あなたが2013年11月にiPhone5sをソフトバンクで契約したとしましょう。
この場合の契約更新月は2年後の2015年11月です。
ここであなたが何もしないと契約は自動的に更新され、さらに2年後の2017年11月以前に解約すると9000円の違約金が発生してしまうことになります。
それを防ぐためにも、キャリア問わず自分の契約更新月をショップや電話で事前に確認することをお勧めします。
契約更新月を確認したら早速機種変更です。
MNPという電話番号を変えずに携帯キャリアを乗り換えられる制度を使って、MVNOと言われる格安スマホの業者に乗り換えます。
ソフトバンクで通話し放題・月々5GBまで高速通信可能のプランを選んだ場合、月額は8000円となります。
一方MVNO(mineo)の場合、通話し放題こそないものの、6GBまで高速通信可能なプランでも月々わずか2,880円で使えます。
その差は約5000円で、2年契約の場合120,000円もの差がつく計算になります。
通話し放題がないということを気にする方もいると思いますが、Lineなどのメッセンジャーアプリを使って無料で通話する方法が浸透している現在ではあまり大きなデメリットではないと言えます。
ドコモからSIMフリーへ機種変更の方法
ドコモからの機種変更もソフトバンク同様、まずは自分の契約更新月を確認することから始まります。
ドコモの場合も、1ヶ月5GBまでの高速通信・通話し放題が付いているプランで、月7.560円とこちらもmineoの2,880円に比べると非常に割高になっています。
またMVNOと言っても大元はドコモの回線なので、ドコモのメリットであるサービスエリアの広さ、回線の安定性はそのままに安く使うことができるので大変お得と言えます。
また、ドコモの場合、ドコモの回線使用権を買い取って通信サービスを提供している「ドコモ系」のMVNO(mineo, IIJmioなどほとんどのMVNO)がSIMロック解除なしでそのまま利用できるというメリットがあります。
あまり海外にはいかないけど格安でスマホを使いたいという人にはいわゆる「白ロム」という中古携帯の入手も候補に入れておくといいと思います。
auからSIMフリーへ機種変更の方法
auからの機種変更もほかの2社と同様、契約更新月にMVNOにMNPという方法をとることになります。
またauの場合も他2社と同様、1ヶ月7,560円の料金がかかるので、やはりMVNOに乗り換えた方がお得ということが言えます。
- ※また、2015年5月以降に発売された端末はSIMロック解除、つまりSIMフリー化可能にしなければいけない法律が制定されました。
- ※これによって、自分が今使っている端末をSIMフリー化して格安な料金で使うことができます。
- ※ただし、ドコモ、au、ソフトバンクともに端末の購入から180日経過していないとSIMロック解除の手続きができませんので注意が必要です。
- ※3社ともインターネットで申し込むと手数料0円でSIMロックを解除してくれます。