SIMフリー対応のMUSASHI 【FTJ161A】 スペックや評判
MUSASHI 【FTJ161A】のスペックや評判を解説します。
- 基本スペック
- 対応バンド
- 価格
- 特徴的な機能
- 評判
MVNOとしてフリーテルブランドを展開するほか、自社独自のSIMフリー端末を販売する事で人気があるプラスワンマーケティングが、かなりの変り種スマートフォンを世に送り出しました。
折り畳み式フィーチャーフォンのように10キー搭載ながらandroidをOSとして搭載している「ガラホ」の一種なのですが、裏表両面にデュアルディスプレイを搭載し折り畳めばスマホ、広げればガラケーという二つの使い道を売りにした機種です。
MUSASHI 【FTJ161A】の基本スペック
- メーカー プラスワンマーケティング
- 大きさ 高さ123.1mm/幅63.1mm/厚さ17.6mm
- 重量 約198g
- 電池容量 2,000mAh
- プロセッサ MT6735M Quad core 1.0GHz
- 画面サイズ 両面とも4インチ
- 解像度 前面/ 800×480(WVGA) 背面/ 800×480
- カメラ性能 800万画素
- RAM 1G
- ROM 8G
MUSASHIの性能はミドルから入門機種に当たる程度となっています。
ただ所謂ガラホの中では低スペックという訳では有りません。
それよりも注目すべきはその形です。
説明がし難いのですが、折り畳み携帯の背面にもう一枚ディスプレイが載っているような形をしており、開けばガラホやガラケーとして通話が可能、そして折り畳めばちょっと厚いスマホとして利用できるようになっています。
またガラホはタッチパネル未対応などの関係でGoogleplay未対応という事が多いのですが、MUSASHIはGoogleplayなどGoogleのサービスに完全対応しています。
対応バンド
LTE1、3、8、19
プラスワンマーケティングが提供するフリーテルはDoCoMo系の回線を利用しているので、同じくドコモ系列のMVNOであればどこでも使えます。
端末もSIMとのセット販売も受け付けていますが、もちろん端末だけ購入して別のMVNOを契約する事も可能です。
価格
フリーテル公式サイトで24,800円で販売されています。
正直に言ってしまうと、性能的には割高です。
同社で販売されているスマートフォンでも、ほぼ同等の基本スペックを持つPriori3 LTEが12,800円、大容量バッテリーが売りの3SLTEが17800円となっているので、性能を求める方は他の機種を選んだ方が良いです。
ポイントは「デュアルディスプレイ」にどこまで魅力を感じるか、という所です。
特徴的な機能
MUSASHIの特徴的な機能は、やはりそのデュアルディスプレイでしょう。
実際に見て貰わないと説明がし難いのですが、通常の折り畳み携帯の背面にディスプレイをもう一枚乗せたという何とも奇妙な姿をしています。
このデュアルディスプレイで、広げればガラケー、折り畳めばスマホタッチディスプレイにGoogleplayという普通のスマートフォンとして使える。そう言った二刀流を実現するためにこのような形になっています。
またフリーテルが販売する機種の特徴として、デュアルSIMに対応し電池パックの交換も可能となっています。そしてガラケー伝統のストラップホールもついています。
MUSASHI 【FTJ161A】の評価
かなり評価が分かれる、というのが正直なところです。
まず不具合については大きな問題はなく、品質としても値段を考えれば納得できるという意見が多いです。
問題となるのは、中途半端という所です。
ガラケーとして考えると画面が4インチと言うのはかなり大きく、携帯性もあまりないです。
また10キーの操作性も人によっては使いにくいという意見があります。
逆にスマホとして考えると分厚い上にROMが8Gという事でアプリを沢山いれるライトユーザー以外には向いていません。
価格も2万円オーバーと割高で、スマホのヘビーユーザーであれば同じ金額で高性能なスマートフォンを購入して方が良いでしょう。
ではどのような層なら楽しめるのか、ですが所謂「オタク」層です。
同価格の機種より多少性能が悪くても良いそれよりも新しく人と変わった機種を利用したい、そう言った人にはまさしくぴったりで、その視点から高評価な人が多いのです。
兎に角変わり種を、人とは違う機種を、という偏屈さんや一風変わった機種を使いこなしてみたいというマニアであればぜひとも購入を考えてみましょう。