SIMフリーのiPhoneを使う! 海外で購入したほうが安い?
- SIMフリーiPhoneが購入できる場所は?
- Apple Storeで購入する
- 海外でiPhoneを買うほうが安い?
- 無理に海外版にするメリットはない
- 実際にiPhoneを選ぶとき、どれを選べばいい?
- まずはサイズを選ぶ
- 6か6Sか?
- 容量は大きめのものを選ぶ
- SIMフリーiPhoneを購入すべきタイミングは?
SIMフリーiPhoneが購入できる場所は?
まず前提として覚えておいてほしいことは、日本でSIMフリー版iPhoneを購入できる正規ルートは、全国に数か所あるAppleの実店舗か、オンラインのApple Storeのみになります。
また、Amazonで「SIMフリー iPhone」と検索するといくつか商品が出てきますが、数世代前の中古品しか取り扱っていません。
まれに新品もヒットしますが、正規品の倍近い価格のため、こちらで購入するメリットはまったくありません。
ちなみに、一つ例外として、海外から並行輸入でiPhoneを買うルートも存在します。
海外からの購入については別途解説します。
Apple Storeで購入する
まず、実店舗のApple Storeで購入したい場合は、以下のサイトのリストを参考に実店舗へ行って購入しましょう。
東京、大阪、名古屋、仙台、福岡でしか購入できないので、それ以外の地域に住んでいる人は、オンラインのApple Storeで購入するのが現実的です。
送料無料ですし、最短で翌日には配送されてくるため、オンラインで購入するのはおすすめです。
Apple Storeは品数が限定されているので、買い物画面のインターフェイスもシンプルでわかりやすいのが特徴。
サイトに行ったら上部メニューの「iPhone」を選び、その後機種を選択。その後、「モデル」「仕上げ(色)」「容量」を次々と選んでいきます。
すべて終わると「バッグに追加」というボタンが出てくるので、そこをクリック。
その後「注文手続きへ」をクリックすると、配送先などの入力画面に切り替わります。
Apple IDを持っている人ならば入力を省略することも可能。IDを持っていない人は「ゲストとして続ける」をクリックしましょう。
それ以後の画面で、配送先やお支払い方法を打ち込んでいけば購入手続き完了です。
とてもシンプルな操作感なので、ネットショッピング初心者でも問題なく購入できるはずです。
海外でiPhoneを買うほうが安い?
よく「SIMフリーiPhoneは海外で購入したほうが安い」ということを聞きます。
これは本当の話なのでしょうか?
ここでは日本・アメリカ・香港・タイの価格を比較してみました。モデルは「iPhone6S シルバー 16GB」です。税金は考えず、本体価格のみを記載します。
- 日本 78,800円
- アメリカ 68,145円(649$) ※1$を105円で計算
- 香港 72,644円(5,588HK$) ※1HK$を13円で計算
- タイ 79,500円(26500B) ※1Bを3円で計算
国によっては日本よりも高いところもあれば、安いところもあるという状況です。
上記の価格はApple Storeのオンライン価格ですが、香港の場合、街中の販売代理店などでさらに安い価格で売られていることもあるようです。
本体価格が日本より高いタイでも、税金を含めて考えれば結果的に日本よりも安く購入できます。
為替の問題があるので一概には言えませんが、購入する国を選べば、日本よりも1万円以上安く購入することが可能です。
といっても、この程度の価格差なので、購入目的で海外に行く必要はありません。
旅行や出張などで行く機会があるのならば検討してもいいかもしれません。
ちなみに、海外から並行輸入でSIMフリー機を購入できるサイトの価格を見てみると、大手のEXPANSYSでは同じ機種が80,000円で売られていました。
これに税金がかかってくるため、国内ルートで購入するのと同様かそれ以上の価格になってしまいます。
無理に海外版にするメリットはない
安く購入できる海外版ですが、モデルの違いというデメリットが存在することは覚えておかなければいけません。
外見は全く同じでも、モデルが違うと対応する周波数が異なります。
場合によっては日本国内で使用できない可能性もあるのです。
例えばiPhone6Sの場合、
- A1633
- A1688 GSM
- A1688 CDMA
- A1700
というモデルが存在します。
このうち、香港などで購入できるモデルは「A1688 GSM」となっています。
このモデルは日本で使う際に必要となる「技適マーク」を表示させることができるため、日本国内の使用に問題はありません。
しかし、このモデルはが周波数の関係上、auの3G網が使用できません。つまり、auのSIMやau系のmvnoSIMを使おうとしても、通話ができないという結果になってしまいます。
デメリットはこのくらいなので、docomo系のSIMを使用しているのならば、海外版iPhoneを使うというのも一つの手ではあります。
ただ、先述した通り、これを目当てに海外に行くというほど安いものではありませんし、語学が苦手な人にとっては購入すること自体楽ではありません。
あまり海外版にこだわる必要はないと考えてOKです。
実際にiPhoneを選ぶとき、どれを選べばいい?
国内であれ海外であれ、iPhoneを買うときにはどの機種を選ぶとよいのでしょうか?Android機と比べると選択肢が限定されるため、そこまで迷わないと思いますが、ここでは、現行のiPhoneを選ぶ際のポイントをまとめます。
まずはサイズを選ぶ
現在Apple Storeで販売されているiPhoneには3つのサイズがあります。
- 1つめはiPhoneSEの4インチ。
- 2つめはiPhone6かiPhone6Sの4,7インチ。
- 3つめはiPhone6 PlusかiPhone6S Plusの5.5インチ
です。
小さめのサイズがいい人はSE一択です。
コンパクトですが、6Sで使われているのと同じチップが使われているので、動作は快適。カメラも1200万画素と高性能です。
6か6Sか?
6と6Sの最大の違いはカメラ周りです。6Sから1200万画素になり、さらに4Kの動画撮影が
できるようになりました。
また、メモリが増加され、よりスムーズに動くようになっています。
ただし、バッテリー容量が下がったため、6に比べると電池持ちが悪くなったという意見も聞かれます。
容量は大きめのものを選ぶ
iPhoneはどの機種も最低16GBからスタートします。
大体の機種は16GBか64GBですが、6Sと6S Plusのみ128GBがラインナップされています。
iPhoneはSDカードなどの外部メディアを採用していません。
つまり、多くのAndroid機と違い、音楽や写真などをカードに保存しておくことができないのです。
そのため、音楽・写真・動画などをたくさん保存しておきたい人や、アプリをたくさん入れたい人の場合は、できる限り
大きな容量のものを選んでおかないと後から後悔することになってしまいます。
SIMフリーiPhoneを購入すべきタイミングは?
基本的には変えたいと思った時が買いどきです。
しかし、長く使いたいのであれば、できるかぎりその時の最新機種を購入すべきです。
古い機種だと、先々OSがアップデートされた際に切り捨てられる可能性も高まってしまいます。
そこで、ここでは、近年のiPhoneの販売サイクルをまとめてみました。
- 4S:2011年10月14日
- 5:2012年9月21日
- 5s/5c:2013年9月20日
- 6/6Plus:2014年9月19日
- 6s/6sPlus:2015年9月25日
- SE:2016年3月31日
これを見ると4S以降は毎年1回、秋に新製品が発売されていることがわかります。
SEは春に発売されましたが、これはイレギュラーです。
2016年7月末現在、まだ噂でしかありませんが、iPhoneの新機種もまた9月に発売されるという説が濃厚で、すでに海外のサイトにはiPhone7と思われるスマホの写真や動画などが出回っています。
新製品は秋に発売というサイクルがいつまで継続されるかはわかりませんが、待てる人ならば秋まで待ってから購入するのがベストタイミングと言えます。
ただし、新製品をすぐ購入すると、不具合が出るというリスクがあることも覚えておきましょう。
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