とにかく料金を安くしたい人向け あなたがSIMフリーにするだけで2000円は安くなる
「もう何年も前から契約しているから・・・」
「SIMフリーってよくわからなくて不安・・・」
このような理由で、月々6000円以上を払いながらドコモやau,ソフトバンクといった大手キャリアと契約し続けている人はたくさんいると思います。
実際、それは統計にも表れており、2015年12月の調査で、スマホユーザーの平均利用額は月6283円という調査結果が出ています(出展:MM総研)。
そこで、月々の通信料を利便性を一切損なわずに2000円も安くできる方法があると知ったらどうでしょうか?
「そんな虫のいい話はない」と思った方もいるかもしれません。
しかし、実際にそんな方法が存在するのです。
それは近年急速に普及してきた「格安SIM」というものです。
先ほどの調査機関が行った調査では、すでに54.0%ものユーザーがすでに格安SIMを使っていて、しかも平均月額利用料金は2,072円でスマートフォンの3分の1という結果が出ています(出展:MM総研)。
近年急速に普及している格安SIM。もしかしたらあなたもテレビやネットの広告ですでに聞いたことがあるかもしれません。
本記事では6つの側面から格安SIMを比較し、あなたに最適なプランを見つけるお手伝いをしたいと思います。それでは早速見ていきましょう。
目次
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GB/(プラン)月の格安SIMで比べてみました
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とにかく料金を安くしたい人向け
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バッテリー持ちがいいSIMフリー端末
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話が多い人は2台持ちで大幅に節約したい方
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料金や通信量以外の付加価値にこだわる方
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セット販売で購入出来る端末にはどんな端末がありますか?
GB/(プラン)月の格安SIMで比べてみました
あなたがスマホを契約するとき、いくつかのプランの中から自分に最適なプランを選ぶと思います。そしてそれは1ヶ月に何GBまで高速通信できるかで分かれているはずです。
これからご紹介するサービスでもそのようにプランが分かれています。
例えば、東海ネットワーククラブという会社が提供している「モバイル4G/D」というサービスでは、月々3GBの高速通信ができるプランで月額880円、音声通話機能をつけてもプラス700円で1580円です。
ドコモなどの大手キャリアとこの契約をすると、どの会社も月5000円以上かかってしまうことを考えると非常にお得なのがわかります。
また、「もっと通信量が欲しい」という人向けのプランもあり、1ヶ月7GBまで高速通信可能なプランでも月額2340円、音声通話機能をつけてもわずか3340円です。
シンプルプランが良い人向け
人によっては「あまりプランについて考えたくない、シンプルでいい」とお考えの場合もあるかと思います。
そんな方には「G-Phone」のベーシックプランをお勧めします。
このプランは、先ほどの会社と違って月々の高速通信可能な通信量によってプランが分かれておらず、月4GBまで通信可能・音声通話機能つきで月額2280円の一つのみという大変シンプルなものです。
また他にキッズプランという不適切なWEBサイトやアプリの利用を制限できるお子様向けのプランもあり、お子様にスマホを持たす親御さんに最適なプランもあります。
また、1ヶ月の通信料を気にせず思う存分使いたいという方もいらっしゃると思います。そんな方にオススメなのが、「U-Mobile」のLTE使い放題プランです。
このプランは今までご紹介してきたプランと違い、1ヶ月の通信制限がありません。そして月々わずか2980円で通信料を気にせず、しかも音声通話機能つきで使えます。
とにかく料金を安くしたい人向け
本記事をお読みの方の中には、「とにかく料金を安くする方法が知りたい」という方がいらっしゃるかもしれません。
そんなニーズにお応えするのが先ほど紹介したモバイル4G/D の「ゼロプラン」です。
このプランは高速通信ができる通信量は文字通り「ゼロ」となります。しかしそのお値段は月額なんと660円、音声通話機能をつけても1360円で済んでしまうのです。
高速通信ができないと言っても、実は通信自体はできます。200kpbsと遅い速度(大手キャリアの通信制限後より少し早い程度)ですが、メールやSNSの確認程度なら十分な速度です。
このプランは、とにかく料金を安くしたい人の他に、モバイルwifiルータをお持ちで普段はそれで通信を賄っているが、ルーターの電池切れなどの緊急時用に回線が欲しいという方に最適なプランと言えます。
一方mineoでは最安プランが700円、音声通信機能付きで1400円となります。
こちらは500MB分の高速通信が付いておりますので、たまに地図を見たりするがメールやSNSの利用がほとんどという方にオススメの会社です。
バッテリー持ちがいいSIMフリー端末
さて、今まで格安SIMの料金プランについて説明してきましたが、この章では「SIMフリー端末」についてもご説明します。
今までご紹介した格安SIM業者では、回線契約のみならずSIMフリー端末も同時に販売しています。
数あるSIMフリー端末ですが、その中で代表的かつ最近人気を増してきている、「ZenFone 2」というSIMフリー端末についてご紹介します。
この端末は、価格が約30000円台で買えるSIMフリー端末で同価格帯の他のスマホと比べてもスペックが良く、70000円を超える高額端末に引けを取らないという非常にコストパフォーマンスに優れたものです。
この端末はいわゆるAndroidスマホの一種で、Apple社が販売するiPhoneと違い、AndroidというOS(あらゆるアプリの基盤となるソフト)を搭載しています。
この「ZenFone2」は最新の一つ手前のバージョンであるAndroid 5.0を搭載しています。
かつてのAndroidは動作に難があったり、対応アプリが少ないという欠点がありましたが、現在はiPhoneと遜色ないほどの出来栄えになっています。
さらに搭載メモリも32GBと、写真や動画音楽をたくさん保存でき、メールやSNSのみならず複雑なゲームなどのアプリも問題なく楽しめます。
またZenFone2のバッテリーの持ちは素晴らしく、1日程度なら十分持ちますし、さらに急速充電という機能を備えており、1時間程度で80%まで充電可能ですので急に充電が必要になった時にすぐ対処できます。
話が多い人は2台持ちで大幅に節約したい方
さて、今まで格安SIMの料金の安さについてお話ししてきましたが、一つ弱点があります。
それは、大手キャリアと違い「無料通話分」がないので、電話をたくさんする人は割高となってしまうという点です。
現在、ドコモauソフトバンクといった大手通信キャリアでは、通話定額サービスを提供しており、3社とも1ヶ月通話し放題で月2700円となっています。しかし、格安SIMではこれがなく、30秒の通話ごとに20円という料金が一般的になっています。
これは約70分通話すると2700円を超え、大手通信キャリアで契約するより割高になってしまいます。これでは格安SIMのお得感も薄れてしまいます。
さて、それを回避する方法ですが、「SIMフリースマホと通話専用ガラケーの2台持ち」というものです。
ガラケーの通話し放題プランの月額は、どのキャリアでもおおむね2200円前後となっています。このプランでガラケーを契約し、スマホは格安SIMの音声通話機能なし・データ専用プランを契約します。
そしてスマホはメール、ネットなどデータ通信専用、ガラケーは完全に音声専用にします。そうすることで、通話料が高いという格安SIMのデメリットをカバーし、お得にスマホを使うことができます。
例えば、現在ソフトバンクでは他社のガラケーから乗り換えると、月々
1480円で通話し放題になるというキャンペーンを実施中です。
これとモバイル4G/Dの3GBプランにすると、月々880円プラス先ほどの1480円で1ヶ月わずか2380円で通話し放題+1ヶ月3GBまで高速通信可能の環境が手に入ります。
モバイル4G/Dの通話料は30秒20円なので、40分の通話で元が取れる計算になります。
ソフトバンクのスマホ1台で同じことをすると、通話し放題2700円+基本料300円+データ通信2GBパック3500円で合計月々6500円ですから、実に4000円以上も安くなる計算になります。
料金や通信量以外の付加価値にこだわる方
格安SIMを選ぶ基準は人それぞれです。料金の安さ、通信量で選ぶ方が多いと思いますが、中にはそれ以外の「付加価値」で決める方もいらっしゃるでしょう。
格安SIMを提供する会社が増え、それに伴う競争の激化によって料金や通信量以外の価値で差別化を図る業者が増えてきました。
例えば、
- 自社グループの音楽配信サービスの使い放題
- 音楽ストリーミング配信
- Lineなどのメッセンジャーアプリで使った通信量はカウントしない
などのサービスです。
U-Mobileの「USEN Music SIMプラン」では、USENが提供している音楽配信サービスが使い放題になるというサービスが使えます。
このプランは、インターネットが無制限で使え、通話もでき、さらに音楽配信サービス聞き放題で月々2980円と大変お得なプランです。
また、G-Phoneでは先ほどもご紹介したお子様向けのプランがあります。
他の格安SIMではあまり見られない機能なので、お子様にスマホをもたせたいけど心配、という方にはうってつけのサービスと言えます。
また、モバイル4G/Dでは、ウイルス対策ソフトやゲームを含めた有料アプリ100種以上を、月額350円で使い放題になるというサービスを提供しています。一本一本個別に買うとかなり高く付くので、アプリ代も含めて節約したい人には大変オススメのプランです。
セット販売で購入出来る端末にはどんな端末がありますか?
さて、あなたが格安SIMを選ぶ基準となる「付加価値」、そこにはその会社が回線とセットで提供している端末も含まれると思います。
今まで紹介してきた格安SIM業者では、回線とセットで購入できるSIMフリー端末を提供しています。
例えば最初にご紹介した「モバイル4G/D」では、先ほどご紹介したSIMフリー端末、「ZenFone2」が購入できます。しかも、端末だけでなく背面カバーとZenFone2を3回充電できるモバイルバッテリーもセットで付いてきます。
料金は分割購入で月1300円から、一括では通常36000円のところを31000円で購入できます。
一方U-Mobileでは、ZenFoneの他にArrowsという富士通製の端末が選べます。これはワンセグやおサイフケータイといった日本独自の機能が搭載されているスマホですので、そのような機能が手放せないという方にはオススメの端末になります。
まずは基準を知りたい人はコチラ